誰にも言えない欲望を、否定しなくていいと思った夜
誰にも言えない欲望がある。
そう思うだけで、少しだけ胸の奥がざわつく。
話したら引かれるかもしれない。
分かってもらえないかもしれない。
そんな不安が先に立って、言葉にする前に飲み込んでしまう。
きっと、同じような夜を過ごしてきた人は少なくないと思う。

欲望は、急に消えてくれない
見ないふりをしても、
考えないようにしても、
欲望はなぜか、静かな夜に顔を出す。
忙しい昼間には隠れていても、
ひとりになった瞬間、
「本当はこう感じている」と教えてくる。
それを無理に押し込めるたびに、
自分自身を少しずつ否定しているような気がしていた。
否定しなくていい、と気づいた
ある夜、ふと考えた。
欲望を持っているだけで、
誰かに迷惑をかけているわけじゃない。

誰かを傷つけるためでもない。
何かを奪うためでもない。
ただ「感じている」だけ。
それだけのことなのに、
どうしてこんなに隠さなきゃいけないんだろう、と。
正直になるのは、少し怖い
欲望を認めることは、
強くなることではないかもしれない。
むしろ、
弱さを認めることに近い気がする。
「私はこう感じる」
「これは嫌いじゃない」
そう言葉にするのは、
思っている以上に勇気がいる。
でも、否定し続けるよりは、
ずっと楽だった。
この場所では、否定しない
このブログでは、
誰にも言えない欲望を、無理に肯定もしないし、
無理に隠すこともしない。
ただ、
「そう感じた」という事実を、
そのまま置いておく。
それだけで、
少し呼吸がしやすくなる気がするから。
ここに来たあなたへ
もしあなたが、
誰にも言えない気持ちを抱えたまま夜を迎えているなら。

それは、恥ずかしいことじゃない。
間違いでもない。
否定しなくていい。
まずは、そう思えたら十分だと思う。
Written by 蜜香
変態ですが、真面目に綴っています。


